長野県北部、フォッサマグナの地震
- 2014/11/24
- 19:03
長野県北部、フォッサマグナの地震


11月22日のゾロ目の日の21時32分より、様々な意味でリフレッシュされて再スタートを意味する射手座の新月が始まりましたが、新月なって早々の22時8分、長野県北部を震源地とする最大震度6弱の大型地震が発生しました。
ここ山梨県北杜市でも携帯電話の地震警報が鳴り響き、普段鳴ることがない警報に一瞬ドキっとしましたが、幸いにも八ヶ岳はほとんど揺れずに済みました。
被害にあった地域の方々には心よりお見舞い申し上げますが、まだまだ余震が異常なほど多く続いておりますので、新たな地震や火山の噴火などにも十分にお気をつけください。


※今回の地震の震源地はフォッサマグナの西側である糸魚川静岡構造線
さて、今回の地震の震源地を見てすぐにピンと来た方もいたかもしれませんが、昨晩の地震の震源地は、あの「糸魚川静岡構造線」の真上であり、いよいよ「フォッサマグナ」が本格的に動き出したことを告げる地震であるかもしれません。
フォッサマグナ、日本列島を西日本と東日本にわける、深さ6000mの巨大な溝ですが、このフォッサマグナの糸魚川静岡構造線に異変が起こると、これから先に日本列島に様々な異変が生じる可能性があることは、今から2年以上前からお伝えしてきました。
いわゆる「日本列島分断」の危機というものです。
統合の時代に向けて ~ 迫り来る日本と世界への大難 ~(「ザ・フナイ」2012年4月号)
大難の第一段階「日本列島分断」
※ジョン・タイター氏による「2020年の日本地図」
今から10年以上前、アメリカのインターネット掲示板に彗星のごとく現れた謎の人物「ジョン・タイター」。彼は自らを2036年からタイムトラベルしてきた未来人であると名乗り、2000年11月からの4ヶ月間の間にアメリカのインターネット掲示板で近未来に関する様々な出来事を予言しました。のちにその予言の一部(狂牛病やイラク戦争)が的中したことで全米のネット上は騒然となり、一時タイターの予言はアメリカで大ブームともなったようですが、結局はほとんどの予言が外れてしまい、次第にブームも去って近年においては誰もがその存在を忘れかけていました。
しかし、そんなタイターの予言が昨年から再びインターネット上でブームを起こしています。それもアメリカではなくこの日本において。
それは、タイターが提示した未来の出来事の中には日本に関する予言もあり、中でも「2020年の日本地図」が現在の日本の状況下において大変注目を浴びています。というのも、この地図の中では関東と東北が「政府管理区域」という扱いで立ち入り禁止となっていることから、昨今の東日本における放射能汚染とリンクしているのではないかと言われているからです。
2020年のことなので、まだ予言的中とは言えないかもしれませんが、もしこの地図通りの日本が未来に待っているとしたら、東日本だけでなく西日本も気になるところです。
この地図の中で西日本は「新大和皇国」とう別の国となっており、新しい首都は現在の岡山県で「岡京」という名称になっています。「北京」などのように「京」をつけるのは中国流のようなので、この
「新大和皇国」とは、中国によって作られた植民地ではないかという説もあるようですが、その真偽は別として、東日本は立ち入り禁止となり、西日本、さらには北海道までもが現在の日本とは別の国が存在する新しい日本列島の地図、果たしてそんな未来が本当に起こりえるのでしょうか?
未来はパラレルワールドであるため、その答えはわかりませんが、これからお伝えする事態がもしも日本に起こった場合には、このような日本地図が出来上がる可能性も十分にあると思います。
その事態とは「日本列島分断」です。これは、タイターの地図のような統治における分断ではなく、日本列島の大地そのものが分断されてしまう事態です。この「日本列島分断」については、現在は多くの方が伝えていることなので、もしかしたらどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
あまりネガティブな未来を考えたくも伝えたくもないのですが、ここ最近になって「日本列島分断」に関する情報がシンクロするように入ってきており、もはや近年はその大災害を無視できない段階にまで来ているのではないかと思っています。
繰り返しますが、あくまでも未来はパラレルワールドで複数存在しているので、これから伝える話は可能性のある未来の出来事の一つに過ぎません。万が一起こってしまっても冷静に判断、行動が出来るために、防災意識を高めておくという意味でお伝えします。
フォッサマグナが折れる時
※日本を東西に分ける巨大な溝「フォッサマグナ」
日本列島の中心には、静岡から富山・新潟方面にまで広がる深さ約6000mの巨大な溝「フォッサマグナ」があります。
このフォッサマグナを境に地域の呼称として西日本と東日本と分かれていますが、実はこの2つの地域は元々大陸自体も別々だったようで、ユーラシア(アジア)大陸から分離した2つの陸地がくっついて現在の日本列島を形成したようです。
その2つの大陸がくっついた接点がフォッサマグナであり、当初は現在よりも約3倍の範囲に広がっていたようです。それが徐々に現在のフォッサマグナの範囲にまで収縮する中で中央部分が隆起し、日本アルプスを中心とする数々の火山が出来上がったようです。
そして、これから想定される「日本列島分断」とは、このフォッサマグナが折れて日本列島に大きな亀裂が発生してしまう事態であり、さらには日本列島が再び2つの陸地へと引きちぎられる可能性があることです。
フォッサマグナが折れてしまう最大の原因には、日本列島を取り囲む大陸プレートの動きがあります。日本列島は、西日本がユーラシアプレートの上、東日本が北米プレートの上にあり、その間にフィリピン海プレートがありますが、これらの3つのプレートの境目の上にフォッサマグナはあります。
各プレートはフォッサマグナの下でお互いせめぎ合っている状態であり、特にユーラシアプレートと北米プレートの力が強いため、日本列島は中央にあるフォッサマグナを起点に強い圧力がかかって日本海側から押し曲げられている状態になります。
※すべての大陸プレートが、日本の中心フォッサマグナへと向かっている
日本列島は、大陸が出来上がった当初は縦長「|」の形だったようですが、この日本海側からのプレートの圧力によって徐々に現在のような「ノ」の形に曲がってきてしまったようです。
日本列島がブリッジをしている人間であれば、ちょうど収縮される背中が新潟であり、拡大するのがお腹のへその位置にあたる伊豆を中心とした静岡の地域になります。
この圧力がかかる日本海側の新潟と太平洋側の静岡の両地域では、どちらも大きな地震が発生しやすくなり、中でも太平洋側では東海地震、または首都直下型地震が発生する大きな要因にもなります。特に東海地震がきっかけでフィリピン海プレートが日本列島の下に潜り込み、北米プレートとの境のフォッサマグナをポッキリと折り曲げてしまう可能性があることも現在は懸念されています。
しかし仮に東海地震起こらずとも、このプレート同士のせめぎ合いが臨界点を迎えているのが現在であるため、このままいくと日本列島は何かしらのきっかけでフォッサマグナを起点に折れてしまうことになりますが、このプレート同士のせめぎ合いのバランスをとっているのが実は富士山であり、富士山が噴火することは、いよいよ「日本列島分断」が起こる合図でもあります。
逆に言えば、富士山の噴火がなければ「日本列島分断」というシナリオに進む可能性は低くなるので、大難の第一段階へと進むかどうかの分かれ道は、富士山の噴火が関わってくることになります。
大難か小難かの分岐点は富士山の噴火
しかし、富士山の噴火が必ずしも「日本列島分断」にまで発展するとは限らないようです。噴火するにしても、重要なのは噴火の仕方や位置であり、これ次第で噴火の意味が「プレートエネルギーの解放」か「地震エネルギーの解放」かのどちらかに決まるようです。
地震も火山の噴火も、どちらも地殻に溜まったエネルギーの解放によって引き起こされる現象のため、同じ地域、もしくは双方が連動する地域でどちらかの現象が起こった場合は、もう一方が起こりづらくなる作用があります。
これから起こる富士山の噴火が一般的な「地震エネルギーの解放」の噴火で収まれば、次のステップである「日本列島分断」へとすぐには進まず、連動する他の地域の地震を抑える効果もあるので最も小難で終わる可能性もありますが、仮に「プレートエネルギーの解放」の噴火であった場合はまったく逆で、そこから「日本列島分断」を始めとする大難のステップへと次々に日本は突き進んでいきます。
今後富士山の噴火が起こった時、どちらの意味の噴火であったかを見極める大きなポイントは、噴火が発生するまでの流れです。
まず大難の典型的なシナリオとしては、最初に富士山近郊である山梨県東部、もしくは御殿場や裾野市あたりで大地震が発生します。規模としてはマグニチュード8を超える可能性が高いほどの大地震なので、その合図ははっきりとわかると思います。
この大地震は通常の断層地震やプレート地震ではなく、火山性地震という特殊な地震によって発生するものです。
火山性地震とは、過去の地震などによって出来た火山の地下の亀裂に自然と「マグマ溜まり」ができ、そこで圧力が高まったマグマが流れる先を求めて地下水脈へと一気に流れ込むことで発生する「水蒸気爆発」によって引き起こされる地震のことです。
その破壊力は、小規模のものであってもダイナマイト数十トン分に匹敵し、大規模なものであれば広島型原爆を凌駕するもの言われています。
その爆発が開放された地上で起こっても大変な被害を発生させますが、実際に起こる場所は密閉された地中であることから、その破壊力はさらに増すようです。
この「水蒸気爆発」が先ほどの御殿場市から裾野市辺りの地下水脈で発生すると、その影響で遥か東の首都圏方面にまで伸びる断層ラインに大きな亀裂が走ることになり、それがきっかけで首都直下型の大地震が発生する可能性があります。その場合、一連の流れの中で箱根より東側の神奈川や東京、千葉付近にまでの広い範囲が壊滅的な打撃を受けることが懸念されます。
また、首都直下型地震で特に気をつけなければいけないのは、都心の中でも山手の東側の地域となります。ここはフォッサマグナと同様に溝になっている土地を江戸時代から埋め立てられて出来た地域であるため、首都直下型地震の際に、大規模な地滑りが起こる可能性があります。ただ、海抜が0メートル、もしくはマイナスの地域でも過去に島だった地域は残るかもしれませんが、いずれにしろ皇居より東側の地域は十分に地滑りに警戒する必要があると思います。関東大震災の時には無かった高層ビル群が、底なし沼のように沈む事態も起こりえます。
しかし、本当に恐ろしいのはその富士山近郊の地下の「水蒸気爆発」から発生したエネルギーが、首都圏まで行ってから再び富士山へと戻って来ることです。その時に過去の富士山の噴火とは「別物」の「プレートエネルギーの解放」である富士山の大噴火が発生します。それは、プレートの圧縮が臨界点を超えてフォッサマグナが折れ、やがて圧縮方向へと向かうことでくっついていた各プレートの動きがバラバラになって変動していき、それが「日本列島分断」へと段階が進んでいきます。
ただ、これは大難へと進む場合の最悪のシナリオであり、富士山近郊での地震も起こらず、噴火も山梨方面などで小規模であったならば、小難のシナリオへと進む可能性が高いとも言えます。
しかし、小難のシナリオといえども、それは「日本列島分断」という別次元の大災害へとすぐには発展しないだけのことであり、中には非常に厳しい被害が起こるシナリオもあります。
例えば首都直下型地震は、富士山の噴火とは無関係で起こる可能性も十分あり、その場合は起こる位置によって再び東日本大震災のような事態が北関東方面で連動する場合や反対に東海地震へと連動する場合もあります。
東海地震へと連動した場合は、その後に東南海、南海地震へとさらなる連動地震へと繋がる可能性が高いのですが、どの地域でも沿岸部で大地震が起こった場合は、東日本大震災でも大きな被害を与えた大津波による影響を注意しなければいけません。
もし首都圏から東海、東南海、南海で連動地震の最初の一発目が起きた場合、太平洋側の沿岸部の人々は数時間、遅くとも数日中に内陸部や高台へと避難された方が良いと思います。連動型地震の場合、津波の高さは、東日本大震災の時よりも「一ケタ」変わる可能性が出て来ます。それは、100m以上の大津波を想定する必要もあるのです。もちろん、その際には新たな原発事故が起こる可能性もあるので、さらなる二次災害にも注意しなければいけません。
直近の歴史上で富士山の噴火が起こったのは1707年の宝永大噴火ですが、この時は噴火が起こる約一ヶ月半前に東海地震が発生していたことで、今回も東海地震と富士山の噴火が連動していると言われていますが、前述したように次の富士山の噴火は今までとは「別物」であるため、その可能性は逆に低いとも思われます。
しかし、前述したように東海地震がきっかけでフィリピン海プレートが日本列島の下に潜り込み、フォッサマグナを折り曲げてしまう可能性もあるわけで、万が一先ほどの大難のシナリオに東海地震と富士山の噴火も連動した場合は最悪中の最悪となります。ただ、あくまでも今回の富士山の噴火については首都直下型地震の方が関連性が高いと思います。
いずれにせよ、現在はプレートのせめぎ合いの中でフォッサマグナを起点として東西だけでなく南北どこの地域で日本列島は揺れてもおかしくない状況であります。
北東北地方、北海道方面でも今後は大きな地震が発生する可能性もあり、その場合はフォッサマグナを挟んで南北の反対側である九州地方が揺れることもあります。もちろんその逆も考えられます。
ただ、次の段階にまで大変革が進むかどうかの分岐点はあくまでも富士山の噴火が鍵となっており、その理由からも富士山は「第一の鍵」とも呼ばれています。さらには「第二の鍵」である浅間山、そして「第三の鍵」である立山の封印が解かれることになると、事態は次のステップへと確実に進んでいくことになるのですが…。
またフォッサマグナに沿った分断が始まると、それに呼応するように日本列島に東西に走る中央構造線にも変化が現れて、そこでも分断する力が働き、場合によっては2つどころか4つにまで日本列島が分断される可能性もあります。
しかし、これら大地震やプレートの動きを含めた地殻の大変動は「地球の自己修復」による避けることができない自然現象であり、その過程が大難であろうと小難であろうとも人類は受け入れていく必要があるのかもしれません。ただ、これらの大変動のエネルギーの総数が「100」であるならば、そのエネルギーをどのような形でこの現象界で消費していくかは人間の意志の力や意識の持ち方で大きく変わってくると思います。100×1として一気に大難とするのか、それとも1×100の小難の積み上げとするのか、最終的に起こる大変革の結果として待っている地球環境は変わらずとも、そこに至るまでの過程はいくらでも変えることが出来ると思います。
100mのビルから下へ降りるのに飛び降りるのか、それとも階段を一段一段降りていくのか、その選択権は人類にあると思っています。
そのため、富士山の噴火も起こらず、ゆっくりと長い年月をかけて穏やかにプレートの動きが変化して地球環境を変えていくことも決して不可能ではないと思います。このことは、大難の第二段階である「ポールシフト」にも同じことが言えるかと思います。(転載終了)
今回の地震の原因となったのは「神城(かみしろ)断層」という名前の断層であり、これもまた「かみしろ(神代)」を彷彿とさせるような、何か意味深いメッセージ性のある場所で発生した地震のような気がします。
引き続きフォッサマグナラインでの地震に警戒する必要もありますが、フォッサマグナ近郊の火山の噴火(焼岳など)も注意が必要ですし、富士山の噴火はまだまだ先にしろ、東海エリアなどの地震にも要注意だと思います。
またフォッサマグナを起点として南北でも揺れる可能性があり、その場合は北海道はもちろん、九州も最近は要注意です。特に最近は阿蘇方面の火山の夢を良く見ますので、来年は阿蘇へのご神事も検討したいと思っています。
いずれにしても、大難を小難、無難の未来に向けて様々なの人が動いているので、最悪の事態である「日本列島分断」の危機は避けられると思っておりますが、まだまだ地震兵器なども含み、色々な意味で油断ならない状況が続いておりますので、この先も自然災害に対する防災意識は強くもっておいた方が良いかもしれません
(転載終了)
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